サンパウロで麻疹の流行が確認されてます。

By: Newroom CKA


サンパウロで麻疹の流行が確認されてます

2019年7月現在、サンパウロではしかが急増しているため、保健所が緊急予防接種を行ってます。

去年ブラジル北部で1万件以上の発症がありました。これは隣国ベネズエラの難民が持ち込んだものとされてますが、今回のサンパウロでの流行は難民関連では無く、今年に入りヨーロッパとイスラエルから輸入された麻疹です。7月23日現在、サンパウロ州で484件確定診断されており、その内7割以上がサンパウロ市で発症してます。このため、現在サンパウロ市では無料で麻疹の予防接種を実施されており、特に15歳から29歳までの人を重点的に接種してます。しかし、予防接種歴が不明な人、予防接種を2回受けていない人であればどなたでも受けられます。

市内の保健所以外にも地下鉄駅、ショッピングセンター、警察署などで無料で接種してもらえます。麻疹に罹患してない方、予防接種が不明な方はこの機会に是非接種をお願いしたく思います。また、企業や団体、学校などで発症が確認された場合、そこに出入りしている人員全員が接種対象になり、拒否した法人は閉鎖になりますので注意が必要です。

以前に麻疹に罹った方は生涯免疫ができているので心配ありません。